ウサギの食害対策

シカをバラしたときに骨が沢山出るので畑の真ん中あたりの方々へ撒いてきました。
狐が来て、ウサギ避けになると聞いたので。
そうしたら大量のカラスが来てしまいました。




まぁ、ウサギが来なければ何でも良いですね。
夜には狐が来てくれるかな??

※写真は控えめなものを選んでます

2020年ブドウ輸入苗の通関を個人で切ってきました

2020.1.27に新千歳空港でイタリアから来たグリューナー・フェルトリーナの新しいクローンの通関を切ってきました。
朝6時前に余市を出発して、帰宅は20時過ぎでした…。

ウチでは過去2回、アメリカとイタリアから輸入苗を入れていますが、両方とも通関は代理店にお願いしていました。
今回、個人でやってみようかなと思ったのは、

1、金銭面:過去2回とも通関を代理店依頼したが、6万円強の委託料が発生したこと
2、経験面:2年前にアメリカから薪割り機を個人輸入したとき、苫小牧で通関を切る作業を行ったが、特に面倒なことがなかったこと
3、精神面:最初から最後まで自分でやってみたいこと

の3つでした。

とりあえず通関を切る作業は時系列に次の通り。

①輸入した貨物会社(今回はルフトハンザカーゴ→ANAカーゴ)からPL原本の受け取り
②新千歳税関で植物の見本採取票の受け取り
③保税地域(SIACT)で見本採取票を提示して、ブドウ苗を一時引き取り
④植物防疫所に移動してブドウ苗の検査&45℃20分で温湯浸漬してフィロキセラ殺虫
⑤ブドウの合格が出たら新千歳税関で輸入許可の申請
⑥SIACTに戻ったブドウ苗を税関職員と一緒に現場検査(これはイレギュラ)
⑦新千歳税関に戻り、消費税等の支払い
⑧SIACTに戻り保税地域のサービス料(冷蔵庫保管代とか)支払い
⑨最後にブドウ苗の受け取り
⑩植物防疫所へブドウ苗を搬入

あ、①の前に植物防疫所札幌支所、SIACT、ANAカーゴ、植物防疫所羽田出張所、植物防疫所新千歳空港出張所等々事前に電話して、予約やら情報提出しておく必要があります!




①今回はイタリアからルフトハンザ航空で羽田空港着。そこからANAカーゴへ積み替えられ、新千歳着となりました。
ANAカーゴの倉庫は空港から車で5分ほどのところにあり、守衛さんに話をして問題なく受け取り出来ました。

②その後、新千歳空港の植物防疫所まで行き(結構距離あり)、見本採取票を受け取ります。
これがないと、苗の検査と殺虫処理が出来ません。
通関は切りませんけど、検査するので貸してくださいな~というのを申請するものです。
SIACT(保税地域)で検査と殺虫が出来ればいいんですけどね…。

③初SIACT。ここは保税地域と言い、通関を切る前のモノが一時的に保管されている場所です。
税関からは1.3kmほど。
車での往復も意外と手間。。
ここは日本だけれども日本でない扱いの場所?のようなところです。
この施設内の冷蔵庫に1/25に着いた苗を保管してもらってました。

そして、こちらの施設で植物防疫所の方と一緒に苗と初対面です。

前回同様、緑色の蝋にコーティングされた接ぎ苗です。
根が相当に短く切断されていますが、問題はありません。
更には根の部分が若干カビいてましたが、取り合えず問題はありません。
特にダメージもなく、土の付着も問題ないということで植物防疫所へ持ち帰り、検査&殺虫処理を行うことになりました。
ここからが非常に時間のかかる作業でした。




④植物防疫所にて検査と殺虫作業です。
湯に漬ける前に3時間ほど水に漬けないと苗へのダメージが起こりうるため、事前準備として苗を水に沈める作業があります。
先ずは水の中に苗を入れ、2時間~3時間待ちます。


この時点で14時過ぎでした。

次に大きなシンクに45℃のお湯をはり、苗木を沈めて20分待ちます。これでフィロキセラが着いていたとしても死んでしまいます。

お湯から上げた後は今度は苗を冷やすため、再度水の中に漬けこみ、30~40分ほど待ちます。

⑤苗の合格が出た後に植物輸入認可証明書は発行されるので、税関へ赴き、輸入したモノについてPCからの入力を行います。
これは薪割り機輸入の時と同じでしたが、やはり慣れない…。
この時点で15:30くらい。いやー、時間かかります。

⑥税関でPC入力していると、なんと現場での検査が必要とのこと。
何でもこれはランダムで発生することらしく、特に初めての輸入者ではよくあるらしいのです。
更に作業が一つ増えてしまいました 笑
SIACTに行き、税関の職員さんと苗木梱包を解き、中身を確認。
問題なしと認められ、再度税関へ。

⑦実は今回家に財布を忘れてしまい、持っていたのは免許証だけ…。最初はどうなることかと思いましたが、税関ではペイジーが使えるとのこと。
直ぐに消費税と地方消費税を支払い、輸入許可通知書を発行してもらいました。

この時点で16:40くらい。財布がないため、SIACTへの支払いもスマホからの振り込みを予定していましたが、SIACTは北洋銀行の口座らしく、反映が17:30までに出来なければ引き渡しは出来ないと伝えられていました。
ピンチ!!
翌日、余市から再び来るのは嫌だよ~………




⑧⑨急いでSIACTへ行き、輸入許可通知書を提出して振り込みました。サービス料の支払いです。
しかし、すぐには確認できないとのこと。車で待つこと15分。確認が取れました!と連絡が…。
助かった。
これにてようやく手元にブドウの苗が来ました。

⑩新千歳から羊ヶ丘の植物防疫所へ急いで向かい18:00過ぎに到着。
前回までの2回は、自分で植え付けを行っていましたが、今回は時間がないことと疲れていたのとで、職員の方に丸投げしてきてしまいました。
今頃は水に漬けてもらっているはずです。
明後日あたり、鉢に植えつけてもらう予定です。

最終的に自宅に戻ったのは20時を回っていたと思います。
疲れました。
走行距離は270kmほど。
距離はあまりないのですが、ずっと下道だったのが堪えたのかもしれません。

では、今回かかったお金について。
余市⇔新千歳のガソリン代:3000円(下道使用)
消費税、地方消費税:9,700円
保税地域サービス料:4,286円
計:16,986円
ちなみに免許証ケースの中にあったのは300円。
お昼はまともに食べられませんでした…。

こうやってみると丸1日かかりましたが、代行業者へ依頼するのと比べ約4万円くらい浮いたことが分かりました。
自分も勉強になったし、これからも海外から色々個人輸入もすると思うので、この差額を得られた上にこの経験が得られたのは非常に良かったです。
でも、なにより苗代が恐ろしく高い。たぶん今後苗の輸入はしないかなと思ってます。
日本にある品種、クローンで十分です。
てか、グリューナが余市に適正あるかもまだ分からんのです 爆

またよろしくお願いします!

2020年のスタート

みなさま

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

2020年スタートしましたね。余市は昨晩からの降雪でいい感じに雪が積もり始めました。このまま適度に積もってくれれば。。
昨年末(1週間くらい前)から息子が発熱してしまい、家内の実家への帰省を断念しました。
その後、家内へ飛び火してしまい年末年始(というか今も)は2人とも床に臥せています。しばらくは安静という感じです。私もいつ罹るのか不安です…。




さて、2019年は自園で初めてワインブドウを収穫、そして委託醸造をすることが出来ました。そして2020年はこの畑が3年目を迎えます。前回も記載しましたが、ある意味で初めて成績表を受け取る感じになります。この2年間やってきたことを信じ、今シーズン中やろうと計画していることを着実に進められればと考えています。

栽培に関しては2月に圃場の有機認証取得、新たな輸入苗の対応、3年目の収穫
醸造に関しては暫く10Rで勉強&委託醸造を継続




今年もやること盛盛盛沢山です。
冬はこれから。春に華が開くよう、体力・知識両面で地力を蓄えようと思います。




そう、今は蕾でいたい。
先走りたくないし、流されたくない。
食い気味になって世間に出たいとも考えていない。
開いても恥ずかしくないくらいになれるまで蕾のままでいい。
2020年も地道に頑張っていきます。